結婚した方がよいのか?

皆さんは、ご結婚されていますでしょうか?
プライベートな問題なので、
他人がとやかく言う話ではありませんが、
今回、少し考えてみたいと思います。

未婚で、結婚適齢期の方であれば
「結婚した方がよいのか?」
について、悩まれる方がいらっしゃるかもしれません。
特に、女性で子供育てのことを考えると、
若い元気な内に、出産、子育てをやっておきたい
と思われるのは、当然のことと思います。

またずっと独り身であると、
自分に異性としての魅力がないのではないか。
であったり、
独り身の自分が周囲からどう見えているのか
気になってしまう。

自分で選択した人生なのに、
周囲から寂しいと決めつけられるのはすごく嫌だ。
親からの結婚、孫の顔をみたいという期待、プレッシャーも厳しい。
将来老後を考えたときに、
独り身だと何かあったときに心配だ。
支えになってくれる人が必要ではないか。

中高年になり、結婚をあきらめたころには、
やはり若い時に思い切って結婚しておけばよかったのではないか。
といった後悔をしてしまう。
もしかしたら、悩みはつきないかもしれません。

結婚したら幸せ?

もし、悩まれてる人がいたら
何のために結婚するのか、を改めて問うてもよいかもしれません。
冒頭の悩みの中で、
他人の目を気にした理由であれば、
もしかしたら、結婚する必要はないかもしれません。

それは、自分の人生を歩んでない。
他人の価値で自分の人生を選択することになり、大変危険です。
うまくいかない可能性があり、後に後悔することになるかもしれません。
また、うまくいかなかった責任を他人のせいにしたくなってしまうかもしれません。

それ以外の目的については、
もしかしたら代替手段があるかもしれません。
老後の不安については、
周囲のコミュニティをうまく頼ることで、
孤立しないでいられるかもしれません。

また世間でよく言われるように、
現在は結婚をした3割の方が離婚をされているといわれています。
結婚をするのも大変ですが、
離婚するのは、おそらく結婚をするより、
かなり大変なエネルギが必要だと思われます。
そう考えると、結婚をすれば幸せという訳では、どうやらなさそうです。

では、仏教ではどう考えるでしょうか?

有無同然(うむどうぜん)

『無量寿経』という経典に、「有無同然(うむどうぜん)」という言葉があります。
お金がなければ、お金がない、と悩み
お金があれば、減らさないようにするにはどうすればよいか、と悩む。
彼女、彼氏がいなければ、どうすれば素敵な異性がゲットできるか、と悩み、
彼女、彼氏がいれば、ずっと一緒にいることが煩わしくて悩む。
地位が低ければ、もっと評価されるはずなのに、と悩み、
地位が高ければ、部下はなぜもっと効率的に働かないのか、と悩む。

結婚していれば、パートナーがいることが悩みとなり、
結婚していなければ、パートナーがいない、と悩む。
子供がいなければ、子供が欲しいと悩み、
子供がいると、子供に関する悩みが尽きない。
結局、どちらにしても、悩む。

もしかしたら、結局、無い物ねだりをしているだけなのかもしれません。
今、自分の置かれた環境、
これまで自分が選択してきた人生を、まずは受け止め、
そこに感謝することが、肝要かもしれません。

まとめ

「結婚した方がよいのか」
その答えは、どっちでもよい。
してもいいし、しなくてもいい。
ただ、深刻に悩んではいけない。
ということになるのかもしれません。
結婚したら幸せ、ということはありませんし
逆に、結婚しなかったから幸せではない、
ということも決してありません。

結婚は、2人の生活をするスタートであり、
まさに苦楽を共に進んでいくことになります。
また、結婚すること自体、
自分一人の都合では決められない、
それこそパートナーのご両親も含めた、
縁があってのお話です。
もしそういうご縁があれば、大切にするべきだと思います。

大切なのは、無い物ねだりにならないこと。
「有無同然」ということを頭に入れて、
どちらを選択するにしても、
まず今の状況に感謝して幸せに生きることを
考えることが大切なのかもしれません。

南無阿弥陀仏

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